大日本帝国の国土は、行政上「内地」「外地」「海外領土」の3つに分けられる。「内地」は基本的に地理的に日本列島とされる地域とされており、北は樺太・千島から南は台湾・小笠原までが含まれる。ここでは中央政府の下に置かれた地方自治体が直接統治を行う。これに対して「外地」は中央政府から統治を委任された総督府が統治に当たる。日本列島以外に位置するほぼ全ての日本領がこれに該当する。「海外領土」は内地の地方自治体が管轄するものの、一部行政的措置は外地のものを適用するというもので、租借地や定住者のいない小群島がこれに該当する。
行政区分についての詳細は「
大日本帝国の地方行政区分?」を参照。