大量に在庫が余っていた、三式十二糎高射砲を改修して滑腔砲とした
三式改十二糎戦車砲を主砲として使用する。これは従来の硬芯徹甲弾、徹甲榴弾、穿孔榴弾(タ弾)の他に有翼徹甲弾を使用することができるものである。本砲の採用に際して新たに設計されたこの有翼徹甲弾は劣化ウランとチタンの合金が使用されたAPFSDSで、縦横比12:1の砲弾としては細長い形状をしている。これにより、傾斜していない均質圧延鋼板480mmを1km先から、350mmを2km先から撃ち抜くことができる。硬芯徹甲弾を使用しても前級と変わらず、1km先から320mmの装甲を撃ち抜くことができる。歩兵支援用には前級に引き続いて
一六式汎用機関銃?を砲塔上部の機銃架に1挺、砲塔同軸に1挺装備する。砲塔上部のものは対戦車擲弾に付け替えることもできる設計も引き継いでいる。