全長244m、最大幅34.5mの全通飛行甲板を有する。エレベーターは甲板前部と後部に1基ずつ、長さ20mのデッキサイド式として設置されている。デッキサイド式の特徴としてその見かけ上の寸法以上の大きさの航空機を昇降することができ、運用の幅が広がるということが挙げられるが本艦級もその例に漏れずその寸法以上の輸送ヘリコプターを昇降させることができる。カタパルトは蒸気式のものが1基、甲板前部に配置されている。また飛行甲板上にはヘリコプターの発着ポイントが6つ設定されており、これによりヘリコプターの運用を行う。
格納庫は第1層の居住区画と兵装弾薬庫を除く部分に設置されており、その全長は220m、全幅は27mである。格納庫は大まかに前部区画と後部区画に分けられる。前部区画には艦上戦闘機
「雷光」を12機格納し、昇降には前部エレベーターを使用する。後部区画には陸軍輸送ヘリコプター
「高砂」?を6機と「雷光」を4機格納し、これらの昇降には後部エレベーターを使用する。格納庫に搭載できる航空機の定数は「雷光」16機、「高砂」6機であるが、「高砂」は飛行甲板の発着ポイントに露天係止することによって搭載機を6機増加させることができる。航空隊は任務によっては艦上戦闘機と対潜ヘリコプターの組み合わせで搭載することもできるようになっており、この場合は格納庫に計24機と露天係止として艦上戦闘機8機と対潜ヘリコプター「鷗」4機を搭載する。