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''一五式中戦車 チリ''とは、[[大日本帝国連邦陸軍]]の運用する中戦車。
 
|>|bgcolor(#ddddbb):center:性能諸元|
|全長|8.1m|
|全幅|2.95m|
|車体長|6.3m|
|重量|32.5t|
|速度|65km/h|
|行動範囲|150〜200km|
|主砲|一五式七十五粍戦車砲(70口径75mm砲)×1|
|副武装|[[一六式汎用機関銃]]×2|
|エンジン|三菱ハ9-掘―侘750馬力~~(水冷4ストロークV型12気筒)|
|乗員|4名|
 
*概要
速度面や走破性能で陳腐化の進んだ[[九七式中戦車]]系列の20トン級中戦車を代替すべく、新たに開発されたのが本車である。機甲部隊の主力が速度性能の向上した[[六式重戦車]]や新型重戦車(のちの[[二一式重戦車]])に置き換えられる中、本車は山岳や湿地帯など軽快性の求められる場面で歩兵支援と対戦車火力を提供すべく開発された。車両の設計にあたっては重量を25t程度に抑えつつ、75mm級の長砲身砲を搭載することや、国内の狭軌鉄道で輸送が可能なように全幅を3m以下に抑えることが求められた。結果として重量を25tに抑えることは不可能とされ、重量は30tをやや超えた。また、車両の大きさから乗員が従来の5名から1人削減されて4名となった。
*設計
**火力
新設計の''一五式七十五粍戦車砲''を搭載する。これは70口径の長砲身戦車砲で、初速は秒速1200mを発揮して硬芯徹甲弾を使用した場合1000mの距離から150mmの標準装甲を貫徹する。本砲の俯仰角は俯角-10度から仰角25度である。更に、対歩兵装備として[[一六式汎用機関銃]]を砲塔上に1挺、主砲同軸に1挺装備する。
**装甲
車体前部を傾斜45度の75mm装甲で覆う。また、主砲防楯の装甲厚は125mmである。しかし車体側面及び後部は傾斜30度の40mm装甲であり、重量の制限から十分な防御ができているとは言い難い。砲塔全周は15度傾斜した105mmの装甲で覆われている。上面の防御は18mmである。車体及び砲塔側面には追加装甲(シュルツェン)が取り付けられるようになっている。
**機動性能
三菱重工業の開発した航空機用エンジン、「ハ9」の改良型である水冷4ストロークピストンのV型12気筒エンジン「ハ9-掘廚鮖藩僂垢襦出力は750馬力で、速力は整地で時速65キロを発揮する。サスペンションは日本戦車のスタンダードであるシーソー式の独立懸架で、転輪は8個ある。履帯は低接地圧を要求されたことから戦車の規模にしては幅広の履帯幅0.65mである。
*派生型
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**一五式二十糎自走砲 ホヘ
本車の車体を流用し、海軍の開発した短二十糎砲(12口径20.3cm砲)を大型の旋回砲塔に搭載したもの。主に工兵戦車として運用され、歩兵師団の工兵連隊麾下の戦闘工兵中隊に6輌ずつ配備されて対トーチカ攻撃や要塞線突破、歩兵支援、市街戦支援に用いられる。その絶大な火力はビルやトーチカを丸ごと吹き飛ばすほどであり、歩兵の進撃路を切り開く支援戦車としては傑作であると評される。原型であるチリ車の良好な速度性能も受け継いでおり、時には純粋な歩兵支援の火力として[[一三式軽戦車]]の代わりに歩兵部隊に随伴する。
本車の車体を流用し、海軍の開発した短二十糎砲(12口径20.3cm砲)を旋回砲塔に搭載したもの。主に対トーチカ攻撃や要塞線突破、歩兵支援、市街戦支援に用いられる。関東軍の歩兵師団や東部軍の政経中枢師団を中心に配備されている。
&aname(hoto)
**一八式十五糎自走砲 ホト
本車の車台を流用し、[[一三式十五糎榴弾砲]]を固定戦闘室に搭載したもの。運用としては戦車師団の砲兵連隊に配備され、間接照準射撃による火力支援を提供することが主であるが、装甲が施されていることから対戦車戦闘にも活用可能であり、直接照準器が備え付けられている。対戦車戦闘に際しては、硬芯徹甲弾を使用した場合で1000mの距離から335mmの均質圧延鋼板を撃ち抜くことができ、これは[[二一式重戦車]]に搭載されている五式改十糎半戦車砲よりも優秀な値である。
本車の車台を流用し、[[一三式十五糎榴弾砲]]を固定戦闘室に搭載したもの。装甲は皆無に等しい。主に戦車師団の野砲兵連隊に配備され、戦車軍の中距離火力を担う。対戦車戦闘は想定されてはいないが、直接射撃により撃破することも可能なように照準器が取り付けられている。
&aname(toku)
**特五式内火艇 トク
本車を広範に改修し、水陸両用戦車としたものである。変更点としては浮力を確保するため装甲を全体的に減じ、全長を伸ばして浮舟部分を確保したこと、水没潜航時に空気を確保するためと排気を放出するために小型のシュノーケルが装備されたことなどである。浮舟部分は被弾時には空間装甲として機能する。日本水陸両用戦車の特徴として、輸送潜水艦に搭載できるように水密性が高く、また高い水圧にも耐えらえるように設計されていることが挙げられる。本車もその例に漏れず、[[伊373型潜水艦]]の艦内に3輌、艦外(甲板)に1輌の計4輌が搭載可能である。
本車を広範に改修し、水陸両用戦車としたものである。変更点としては浮力を確保するため装甲を全体的に減じ、全長を伸ばして浮舟部分を確保したこと、水没潜航時に空気を確保するためと排気を放出するために小型のシュノーケルが装備されたことなどである。浮舟部分は被弾時には空間装甲として機能する。

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