大日本帝国連邦憲法
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grothendieck57 2021年10月10日(日) 16:39:26履歴
大日本帝国連邦憲法とは、大日本帝国連邦の憲法(連邦法)。欽定憲法であり、また改正が容易でない硬性憲法である。
内容
第一章 天皇
第二章 聯邦規則
第三章 臣民權利義務
内容 
第一章 天皇
- 第一條
- 大日本帝國聯邦ハ萬世一系ノ天皇之ヲ統治ス
- 二、皇位繼承ハ別途定メタル皇室典範ニヨリ之ヲ定ム
- 三、此地位神聖ニシテ全帝國臣民之ヲ侵スヘカラス
- 第二條
- 天皇ハ統治權ヲ總攬ス
- 二、内閣ハ大政ヲ輔弼シ天皇ノ大權行使ニ伴フ責任ハ總テ内閣ニ歸屬ス
- 第三條
- 皇室典範ノ規定ニ依リ攝政ヲ設置セル場合ハ天皇ノ名ヲ以テ攝政統治ヲ行フ
- 第四條
- 天皇ハ臣民ノ推薦ニ基キ内閣總理大臣ヲ任命シ又内閣總理大臣ノ指名セシ國務大臣ヲ任命ス
- 二、天皇ハ内閣總理大臣ノ任命ヲ以テ行政權ヲ内閣ニ信託ス
- 第五條
- 天皇ハ帝國議會ノ協贊ヲ以テ立法權ヲ行使ス
- 二、天皇ハ帝國議會ヲ招集ス
- 三、天皇ハ帝國議會ノ開會閉會停會及衆議院ノ解散ヲ宣言シ其選擧ヲ監督ス
- 四、天皇ハ帝國議會ニテ議決サレシ法律ノ新設及改正ヲ公布ス
- 五、天皇ハ公共ノ安全ヲ保持シ又ハ其ノ災厄ヲ避クル爲緊急ノ必要ニ由リ帝國議會閉會ノ場合ニ於テ法律ニ代ルヘキ敕令ヲ發ス
- 六、此ノ敕令ハ次ノ會期ニ於テ帝國議會ニ提出スヘシ若議會ニ於テ承諾セサルトキハ政府ハ將來ニ向テ其ノ效力ヲ失フ
- 七、敕令ヲ以テ既存ノ法律及政令條例ヲ變更スル事能ハス
- 第六條
- 天皇ハ裁判ヲ監督ス
- 二、天皇ハ大赦、特赦、減刑及復權ヲ行フ
- 第七條
- 天皇ハ内閣及帝國議會ノ輔弼下ニ諸般ノ條約ヲ締結シ批准書ヲ認證ス
- 二、天皇ハ法律ノ定ムル親補職ヲ任命シ罷免ス
- 三、天皇ハ全權委任狀及大使信任狀、公使信任狀ヲ發行ス
- 四、天皇ハ外國ノ大使及公使ヲ接受ス
- 第八條
- 皇室ハ各種儀式ヲ行フ
- 二、天皇ハ各種榮典ヲ授與ス
- 三、皇室豫算ハ帝國議會ノ議決ニ基キ每年一定額ヲ國庫ヨリ支出ス
- 第九條
- 天皇ハ大本營ノ輔弼下ニ陸海空軍ヲ統帥ス
- 二、大本營ノ構成ハ別途法令ヲ以テ之ヲ定ム
- 三、天皇ハ國會ニ於テ議員ノ提出セル對外宣戰ニ對シ出席議員ノ内三分ノ二同意セル場合ニ詔書ヲ渙發セラレ戰ヲ宣ス
- 四、天皇ハ第七條一ノ規定ニ基キ和ヲ講ス
- 五、天皇ハ敵軍ノ侵攻ヲ受ケシ地方自治體ニ對シ戒嚴ヲ宣告シ其行政全般ヲ軍政ニ移行セシメル事ヲ得
第二章 聯邦規則
- 第十條
- 大日本帝國連邦ハ複數ノ構成國ヲ以テ一皇國トス
- 二、構成國ハ別途法令ヲ以テ之ヲ定ム
- 第十一條
- 大日本帝國連邦ノ構成國ハ總テ天下ニ平等ナルヲ旨トス
- 第十二條
- 大日本帝國連邦ノ構成國ハ其行政機關トシテ内政局ヲ置クコトヲ得
- 二、内閣ハ内政局ノ要請ニ應シ其持チタル行政權ヲ分與スル義務ヲ有ス
- 第十三條
- 大日本帝國連邦ノ構成國ハ其立法機關トシテ參議院ヲ置クコトヲ得
- 二、參議院ハ帝國議會ノ定メタル國法ヲ侵害セサル範圍ニ於テ其立法權ヲ有ス
- 第十四條
- 大日本帝國連邦ノ構成國ハ其下部ニ置キタル行政區分ヲ變更スルコトヲ得
第三章 臣民權利義務
- 第十五條
- 帝國臣民タル要件ハ法律ノ定ムル所ニ依ル
- 第十六條
- 帝國臣民タル者天下均クニ基本的人權ヲ有スコトヲ茲ニ宣ス
- 二、基本的人權ハ統治ニ際シ最大ノ配慮ヲ要ス
- 第十七條
- 帝國臣民ハ法律命令ノ定ムル所ノ資格ニ應シ均ク文武官ニ任セラレ及其ノ他ノ公務ニ就クコトヲ得
- 第十八條
- 帝國臣民ハ法律ノ定ムル所ニ從ヒ兵役ノ義務ヲ有ス
- 第十九條
- 帝國臣民ハ法律ノ定ムル所ニ從ヒ納稅ノ義務ヲ有ス
- 第二十條
- 帝國臣民ハ法律ノ範圍内ニ於テ居住及移轉ノ自由ヲ有ス
- 第二十一條
- 帝國臣民ハ法律ニ依ルニ非スシテ逮捕監禁審問處罰ヲ受クルコトナシ
- 第二十二條
- 帝國臣民ハ法律ニ定メタル裁判官ノ裁判ヲ受クルノ權ヲ奪ハルヽコトナシ
- 第二十三條
- 帝國臣民ハ法律ニ定メタル場合ヲ除ク外其ノ許諾ナクシテ住所ニ侵入セラレ及搜索セラルヽコトナシ
- 第二十三條
- 帝國臣民ハ法律ニ定メタル場合ヲ除ク外信書ノ祕密ヲ侵サルヽコトナシ
- 第二十四條
- 帝國臣民ハ其ノ所有權ヲ侵サルヽコトナシ
- 二、公�坤類�必要ナル處分ハ法律ノ定ムル所ニ依ル
- 第二十五條
- 帝國臣民ハ安寧秩序ヲ妨ケス及臣民タルノ義務ニ背カサル限ニ於テ信�灰亮�由ヲ有ス
- 第二十六條
- 帝國臣民ハ法律ノ範圍内ニ於テ言論著作印行集會及結社ノ自由ヲ有ス
- 第二十七條
- 帝國臣民ハ相當ノ敬禮ヲ守リ別ニ定ムル所ノ規程ニ從ヒ請願ヲ爲スコトヲ得
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