ユーラシア連邦(英:Union of Eurasia)は、ユーラシア大陸の一部を支配する連邦国家である。
連邦首都マルメ
連邦大統領ユウト・ハタハラ
人民委員会議長カザリン・マリア・エミリア・エリザベート・フォン・ノイエ・シュタウフェン
国家方針連邦人民共和制 マルクス主義 武装中立
総人口8000万人
工業力大規模
通貨ユーロ
連邦元老院議長:エーリッヒ・ホーネッカー(BKP)
連邦人民議会議長:ミハイル・ブハーリン(KPSU)

概要

歴史

政治

各構成国に外交権・軍保有権も与えられている極めて緩やかな連邦制を特色とする、連邦共和制国家。共和制維持が政治活動の条件である人民共和制も併用されている。

連邦大統領

連邦大統領はユーラシア連邦の元首であり、連邦構成主体の統廃合を司る権利や、連邦議会(上下両院)の提出法案を拒否する権限を持っている。他、連邦議会の推挙に基づき連邦人民委員会議長を任命し、憲法を公布し、恩赦を発布し、外国大使および特命大使の信任状の授受を行う。平時か有事かを問わず、法律と同格の大統領令発出権を持つ。
1期5年で3選禁止。1969年までは連邦人民委員会議長も兼務し、行政権全般を行使していた。

歴代大統領は以下の通り。
第代氏名在任期間党派出身地域
初代レフ・トロツキー1941年〜1942年ロシア社会民主労働党ボリシェヴィキ(RSDLP-BS)旧ロシア共和国
2代ヴェーラ・ザスーリチ1942年〜1949年ロシア社会民主労働党メンシェヴィキ(RSDLP-MS)旧ロシア共和国
3代ヴェーラ・フィグネル1949年〜1959年社会革命党(SR)旧ロシア共和国
4代エルンスト・マックス・フォン・オルデンブルグ1959年〜1969年統一派コミューン(EK)カルマル連合
5代マリア・アーデルベルト・カールセン1969年〜1976年3月15日カルマル人民戦線カルマル連合
6代ユウト・ハタハラ1976年3月15日〜人民レーテ同盟カルマル連合

連邦人民委員会議

1969年以降、カールセン大統領の改革によって行政権を手にする実質的機関に進化した。
人民委員会議長は他国の首相に相当し、各人民委員会の委員長(大臣級)の任免や、人民委員会議責任書記(官房長官級)、各人民委員会の副委員長や政務責任書記の任免を行う権限を持つ。
歴代人民委員会メンバーの詳細はユーラシア連邦の首相一覧を参照。

1976年現在の人民委員会議構成メンバーは以下の通り。
現在の人民委員会議メンバーは全て連邦人民議会議員。
所属人民委員会氏名ポスト党派備考
人民委員会議カザリン・マリア・エミリア・エリザベート・フォン・ノイエ・シュタウフェン議長北欧人民戦線留任。
人民委員会議クララ・ド・モンテーニュ副議長北欧人民戦線新任。元カルマル連合大統領。
人民委員会議川合遊里(かわい・ゆうり)責任書記人民レーテ同盟留任。
財務ニコラ・ヴァリエ・ヴィエラ委員長ベネルクス急進左翼党留任。
外務アナ・パウケル委員長人民レーテ同盟-ルーマニア共産党新任。ルーマニア共産党(ヘルシンキ亡命委員会)議長。
内務ミロン・コンスタンティネスク委員長人民レーテ同盟-ルーマニア共産党新任。ルーマニア共産党(ヘルシンキ亡命委員会)第一書記。
司法ギュンター・ツェトキン委員長ベネルクス急進左翼党新任。元ゲルマニア共産党活動家クララ・ツェトキンのひ孫。
国防南晩成(なん・ばんせい)委員長人民レーテ同盟留任。
経済マリア・ヴラディミロヴナ・ヴァシリエヴァ委員長人民レーテ同盟留任。
教育ヨハン・ケッコネン委員長人民レーテ同盟新任。前カルマル連合人民議会議員。
労働諏訪孝(すわ・たかし)委員長人民レーテ同盟留任。
保健エミール・イブン・カリード・バグダーシュ委員長人民レーテ同盟留任。パレスチナ共産党書記長。
国防産業ジュリア・ベンヤミン・ゴールドマン委員長人民レーテ同盟留任。パレスチナ人民党書記長。
国土資源パウル・ルクセンブルク委員長北欧人民戦線新任。ゲルマニア革命の英雄ローザ・ルクセンブルクのひ孫。


各人民委員会の副委員長や政務責任書記の一覧は、以下の通り。
所属人民委員会氏名ポスト党派備考
財務イレーナ・アールヴ副委員長カルマル人民戦線ノルウェー出身
財務グスタフ・ヨハンセン政務責任書記カルマル人民戦線前コペンハーゲン特別市政府議長
外務湊川一樹(みなとがわ・かずき)副委員長与党派少数党-人民レーテ同盟(日本共産党右派)18歳。最年少の連邦人民議会代議員。
外務尾崎隼也(おざき・しゅんや)政務責任書記与党派少数党-人民レーテ同盟(日本共産党)大日本帝国連邦領神戸市出身。京都帝国大学卒。
内務ヴォイチェフ・テネール・ミシュマ副委員長全連邦共産党ポーランド系ロシア人亡命者2世。前ヘルシンキ市長。
内務金正日(きむ・じょんいる)政務責任書記人民レーテ同盟朝鮮共産党中央委員会委員。
司法ターマ・ハール・イサック・ビン・ラシード副委員長与党派少数党-人民レーテ同盟(南洋共産党)ジャワ島出身の社会主義者で、イスラム社会主義を提唱。
国防南晩成(なん・ばんせい)副委員長人民レーテ同盟国土資源人民委員長を兼務。
経済石原和史(いしはら・かずふみ)副委員長カルマル人民戦線日本人亡命者で、皇道社会主義を主張していた。大日本帝国連邦領明石出身。神戸商科大学卒。
教育ユーリ・ニコラエフ副委員長社会革命党ノヴゴロドへの留学経験がある。
保健ドロシー・ナーマン政務責任書記メンシェヴィキドネツク出身のユダヤ系。
国防産業マヌエル・ロペス・アグスティン政務責任書記人民レーテ同盟カルマル連合出身。
国土資源阿辺嘉美(あべ・よしみ)副委員長与党派少数党-人民レーテ同盟(日本共産党右派)日共右派屈指の民族派。



連邦元老院

連邦元老院はユーラシア連邦の立法府たる連邦議会の上院である。

連邦人民議会

政党

政党名略称党首議会勢力与/野党主義元老院議席数人民議会議席数
カルマル人民戦線KNFクララ・ド・モンテーニュ議長人民レーテ同盟与党マルクス主義/プロレタリア民主主義35350
ロシア社会民主労働党-メンシェヴィキSDLPR-MSアレクセイ・モロゾフ議長人民レーテ同盟与党マルクス主義50290
社会革命党SRマクシム・グルーシン議長人民レーテ同盟与党農本主義・社会主義3540
パレスチナ共産党PKPエミール・イブン・カリード・バグダーシュ書記長人民レーテ同盟与党極左/マルクス=レーニン主義35
パレスチナ人民党PPPベンヤミン・ゴールドマン書記長人民レーテ同盟与党左翼/マルクス主義25
ベネルクス共産党BKPヴァルター・ウルブリヒト議長人民レーテ同盟与党左翼10350
全連邦共産党KPSUミハイル・ブハーリン書記長人民レーテ同盟与党左翼/トロツキズム15300
連邦自由民主同盟FDAエリザベート・フォン・ハプスブルクリベラルの会野党自由主義経済・自由主義連合支持500

構成国


ユーラシア連邦
略称名称首府史実の地域
RK.革命首都マルメマルメ市マルメ市(スウェーデン南部)
KM.革命都市カルマルカルマル市カルマル市(スウェーデン南部)
KU.カルマル連合カールセンシュタット特別市カルマル市とマルメ市を除く北欧全域
NBRFR.ネーデルラント=ベネルクス評議会連邦民主共和国アムステルダム特別市アムステルダム都市圏を除くベネルクス全域

構成各国の法的権限一覧
権限カルマルベネルクス
独自通貨発行権××
参戦拒否権×
参戦権
陣営脱退権××
陣営内外交権
陣営外外交権
域内武装権
域外武装権
BC兵器保有権
核兵器保有権
内政自治権
連邦脱退権
カルマル連合
略称区分首府史実の地域
RK.連合首都カールセンシュタット*1カルマル市周縁の郊外地区
SKU.スカンディナヴィア・コミューン連邦コペンハーゲン特別市北欧
AKU.大西洋コミューン連邦レイキャビク特別市アイスランド、グリーンランド、ニューファンドランド
NF.北米自治連邦クシュマーシュタット特別市ニューファンドランド島
スカンディナヴィア・コミューン連邦
略称区分首府史実の地域
KH.コペンハーゲン特別市*2コペンハーゲンコペンハーゲン
DR.デーン・コミューン共和国マルクスシュタット*3デンマーク本土
SR.スヴェア・コミューン共和国ストックホルムサーミ地域を除くスウェーデン
NW.ノルゲ・コミューン共和国オスロノルウェー
RPR.ラップ・コミューン共和国ロヴァニエミラップランド
FR.フィン・コミューン共和国ヘルシンキラップランド除くフィンランド
AL.オーランド・コミューン共和国マリエハムンオーランド諸島
大西洋コミューン連邦
略称区分首府史実の地域
RV.レイキャビク特別市*4レイキャビクレイキャビク
IL.アイスランド・コミューン共和国ケプラヴィークアイスランド島
GL.グリーンランド・コミューン共和国ヌークグリーンランド島
FL.フェロー諸島・コミューン共和国トースハウンフェロー諸島
北米自治連邦(共和国とほぼ同等の権限を持つ)
略称区分首府史実の地域
KS.クシュマーシュタット特別市クシュマーシュタット*5セント・ジョンズ
NF.ニューファンドランド共和国トレーズブルク*6ニューファンドランド島

ネーデルラント=ベネルクス評議会民主連邦共和国

ベネルクス評議会民主連邦共和国
略称区分首府史実の地域
AM.アムステルダム都市圏アムステルダム市アムステルダム都市圏
HG.革命都市ハーグハーグ市ハーグ市
BR.人民都市ブリュッセルブリュッセル市ブリュッセル市
NR.フランデレン評議会共和国ロッテルダム市アムステルダムとフレヴォラント州除くオランダ王国全域およびフランドル地域
BG.ワロン評議会共和国ヘント市ブリュッセル除くワロン地方の南部
SP.シャンパーニュ共和国トロツキーシュタットルクセンブルク全域
BE.ベルギー自治皇国南ブリュッセル市ブリュッセル除くワロン地方の北部
LA.リエージュ自治領リエージュ市リエージュ市とその周辺
NJ.新日本自治領新東京市フレヴォラント州全域

軍事

連邦統合軍

連邦統合軍は、陸海空の3軍を統括して運営できる統合本部のことである。平時は核部隊などの訓練や予備役の管理などを行い、有事は陸海空軍を統率し、内務人民委員会管轄下の武装人民警察や人民保衛軍、労農赤衛軍などと連携する。
統合軍幹部一覧
軍階級氏名出身組織
統合軍元帥サルバドール・マリア・ラウル・デ・テネール・イ・アウグストゥス文民、内務人民委員会附属武装人民警察(武警上級大将兼人民警察警視監)
統合軍上級大将ルイス・ヒルシャー文民、国防人民委員会国防計画局長
統合軍大将メアリー・フロスト空軍元帥、前人民空軍司令官
統合軍大将フィリップ・ルイ・ジュスト陸軍元帥、前人民陸軍司令官
統合軍大将レイチェル・フィッシャー文民、内務人民委員会付属国内軍元帥、内務人民委員

陸軍

階級役職氏名前職
陸軍元帥陸軍総司令官アムシェル・ゴールドシュタイン陸軍上級大将、カルマル第1総軍司令官

構成国や州ごとに配置される「総軍」が46個あり、また1個総軍は2〜5個軍で構成され、1個軍は2〜3個師団で構成される。総兵力は150万人。

海軍

階級役職氏名前職
海軍元帥海軍総司令官ヨハン・アウグスティン・フォン・リトヴィツキー海軍上級大将、カルマル第1艦隊司令官

総兵力は50万人。

空軍

階級役職氏名前職
空軍元帥空軍総司令官アンヌ・マリー・ルヴェール空軍上級大将、カルマル第1航空軍司令官

総兵力は50万人。

内務人民委員会管轄下の軍事組織

内務人民委員会が管轄する軍事組織も存在する。
連邦警察軍
警察官で構成され、有事の国内治安維持活動や占領地での治安維持活動も行う。
階級役職氏名前職
上級警視監警察軍司令官エマニュエル・アムシェル・ゴールドバーグ警視監、革命首都警察庁長官

総数は30万人。
国境軍
国境警備を担う。
階級役職氏名前職
上級大将国境軍司令官マクシム・ゴリコフ大将、カルマル東部国境第1軍司令官

総数は20万人。
武装人民警察
警察出身者と軍憲兵出身者が大半を占め、平時の対テロ作戦と首都防衛、有事の占領地域における治安維持活動を行う。
階級役職氏名前職
武警元帥武装人民警察総指揮官ナタニエル・ゴルシュ武警上級大将、駐フランス武警司令官

兵力は30〜50万人とされているが、100万人規模で動員されることもある。
人民保衛軍
警察軍や武警の補助を行う組織。警察出身者が多い。
階級役職氏名前職
保衛上級大将人民保衛軍司令官アレクサンドル・リプコフ保衛大将、革命首都保衛軍司令官

兵力は50万人程度。
首都防衛軍
革命首都マルメや革命都市カルマルを防衛するための組織。武装人民警察や警察軍、人民保衛軍などで構成される。
階級役職氏名前職
首都防衛軍司令官カルマル市警察庁長官

兵力は20万人。
労農赤衛軍
労働者や農民で構成された民間武力組織。地域防衛を主な任務とする。
階級役職氏名前職
共和国元帥労農赤衛軍最高指揮官金日成内務人民委員会政務責任書記

兵力は350万人〜400万人。

外交

総覧

世界共和国連合を中心に、ノヴゴロドやバルトなど近隣国と良好な関係を維持している。自由主義諸国との関係は概して険悪で国交のない国も多々あるが、近年は日本との関係改善も進んでおり、外交ルート拡大に注力している。
以下、各国との個別的関係について記述する。

世界共和国連合諸国

コミンテルン諸国との友好に加え、伝統的友好国である大西洋連合国との関係も良好。諸国の友好によって大西洋の安全が保たれている。
人民コミューン連邦との間には、ユーラシア連邦からの復興支援や経済支援が行われ、人民コミューン連邦からは天然資源が返ってくるという相補的貿易関係が成立している。
アステーカ共和国とも軍事協力や経済連携などで友好を深めている。
大西洋連合国とは、合同軍事演習や兵器の共同開発・共同使用のみならず、軍事的・経済的に深く結びついている。人民コミューン連邦に次ぐユーラシア連邦製武器の購入国である。
陣営加盟国とは軍事演習や民間経済協力、文化交流などを通じて、官民双方で友好関係にある。

ノヴゴロド公国→ノヴゴロド自治領

第二次カルマル革命期に不可侵条約を締結して以来、カルマル連合やユーラシア連邦が大陸諸国と交流・交戦する際の仲介国・通過国となってきた。そのためノヴゴロドは連邦の戦闘に巻き込まれることなく、自由主義諸国の中では数少ない、我が国との友好的関係のある国家である。外国資本の導入を厳しく規制してきた我が国だったが、近年ノヴゴロド資本にのみ参入が解禁されるなど、伝統的関係を背景にした民間交流は盛んである。
1976年にノヴゴロドがロシア民主連邦共和国に併合されると、旧ノヴゴロド地域へのインフラ整備などに参画している。

バルト連合公国

大麻の国。カルマル連合が医療用大麻の使用を推進してきたため、大麻の大規模栽培国だったバルトとは友好関係を維持してきた。ザスーリチ政権時にオルデンブルグ記念友好大橋がリエパーヤ〜ゴットランド島〜カルマル連合本土間にかかり、往来も活発化した。
1960年代に全ロシア=レーテ連邦の領有権問題で一時対立するが、ユウト・ハタハラが外務人民委員長に就任してから関係改善が進み、1970年バルト民主化を機に国交回復と大橋再開が為された。対ローマ貿易の中継地点として重要視されている。

大日本帝国連邦

1960年代まで国交がなかった。世界革命路線の事実上の放棄に伴い、自由主義陣営の幾つかの国と国交を結んだ際、日本は筆頭国であった。第三次ロシア内戦を通じて友好関係が深まり、日本における兌換可能な外国通貨がユーロとなり、カルマル革命50周年記念閲兵式に日本軍が出席するなどして緊密な関係を構築している。

中央アジア連邦

国交は維持されている。

ローマ連邦

事実上の冷戦状態で幾度となく対立しているが、国際橋脚の建設では協力するなど一定の関係は維持されている。国交は存在する。

中華民国

日本が凋落して以降の日本圏の事実上の盟主。共和制国家であるためイデオロギー的対立もなく、一定の協調関係が確立されている。

東ヨーロッパ民主連邦共和国

同盟国として緊密に連携している。旧加盟国の全ロシア=レーテ連合を前身とするため、ユーラシア連邦と一致した外交方針をとっている。

スペイン

スペイン内戦前の人民戦線政府を「スペインを代表する唯一合法な政府」と承認しているため、現在のスペイン共和国政府への国家承認は停止されている。が、承認停止前からの国交は維持されており、スペイン共和国のパスポートも問題なく使用されており、官民双方の貿易も変わらず継続している。

その他

ドイツ、オーストリア=ハンガリー、エイルシュタットとは国交が存在している。蝦夷国とは外交関係が樹立されていない。

経済

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