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grothendieck57 2020年07月09日(木) 23:32:25履歴
七年式自動小銃とは、大日本帝国陸軍が1918(大正7)年に制式採用した自動小銃。
七年式自動小銃 | |
種類 | 自動小銃(アサルトライフル) |
製造国 | 🇷🇺ロシア帝国 🇯🇵大日本帝国 |
設計・製造 | ウラジーミル・フョードロフ |
年代 | 1910年代 |
仕様 | |
口径 | 6.5mm |
銃身長 | 520mm |
使用弾薬 | 三八式減装実包 |
装弾数 | 25発(箱型弾倉) |
作動方式 | ショートリコイル式 |
全長 | 1,045mm |
重量 | 4,400g |
発射速度 | 毎分400発 |
元はロシア帝国が1913年に開発したフェドロフM1916小銃である。ロシア帝国崩壊時に亡命してきた技術者によりこの小銃の技術がもたらされた。自国の有坂実包を用い、兵士一人が持ち運べる重さでフルオート射撃を可能にしたこの画期的な銃に陸軍上層部は多大な関心を寄せ、日本人の体格に合わせストックを改修し、また軽機関銃用に開発されていた三八式減装実包を用いるなどして反動を出来うる限り抑える処置を施した上で1918(大正7)年に制式採用された。採用後は近衛師団で少数が使用されたが、命中率の低さや弾道安定性の悪さにより現場では不評であった。この教訓を生かし、大日本帝国陸軍は試製自動小銃甲・乙を経て国産自動小銃である九五式自動小銃に辿り着く。
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