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grothendieck57 2021年01月21日(木) 19:08:58履歴
古鷹型重巡洋艦とは、大日本帝国海軍の重巡洋艦の艦級。同型艦4隻。
古鷹型重巡洋艦 | |
艦級概観 | |
艦名 | 山の名 |
前型 | 金剛型巡洋戦艦 |
天城型巡洋戦艦? | |
夕張型軽巡洋艦? | |
次型 | 妙高型重巡洋艦? |
性能諸元(新造時→改装後) | |
基準排水量 | 7,100t→9,000t |
全長 | 185.166m |
全幅 | 16.55m→16.926m |
吃水 | 5.56m→5.61m |
主缶 | 艦本式重油専焼水管缶10基+混焼水管缶2基→艦本式重油専焼缶10基 |
主機 | 古鷹:パーソンズ式オール・ギヤードタービン4基4軸 |
加古:ブラウン・カーチス式オール・ギヤードタービン4基4軸 | |
機関出力 | 設計:100,000馬力 |
公試:102,000馬力→103,390馬力 | |
速力 | 公試:34.6ノット→32.95ノット |
航続距離 | 14ノット/7,000浬→14ノット/8,223浬 |
兵装(竣工時) | 50口径20cm単装砲6基 |
40口径8cm単装高角砲4基 | |
61cm連装発射管6基12門 | |
八年式魚雷24本 | |
兵装(改装後) | 65口径10cm連装高角砲10基 |
25mm三連装機銃8基 | |
25mm単装機銃12基 | |
61cm五連装酸素魚雷2基10門 | |
九三式魚雷20本 | |
装甲 | 舷側76mm |
水平32−35mm |
八八艦隊計画の最終段階である「八八艦隊案」(大正九年度予算成立)において、敵巡洋艦に対し夜戦で優位な戦闘を展開可能な「大型巡洋艦」として予算が成立した。検討された案は既存の5,500t級を基に14cm連装砲4門を搭載した「5,600t級」や、20cm砲10門を搭載する「10,000t級」(この案は後に妙高型重巡洋艦?として日の目を見る)、果ては中型巡洋艦の船体に12インチ砲を3門搭載したモニター艦まがいの案まで飛び出した。結局採択されたのは平賀譲が設計した20cm砲6門、基準排水量7,100tの本案であった。
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